【盲腸になりました】医療費の自己負担って実は少ない!入院手術でかかった費用

前回の記事はこちら


盲腸(虫垂炎)の手術と4日間の入院で
かかった費用は120,000円でした!

ですが、しっかり制度を利用した結果

ふくまま

民間の医療保険はなくてもいいか、最小限で大丈夫だな〜!


と感じて
医療保険を解約、
新しく掛け捨ての最低限のものに入り直したので

そこに至った理由をお話します。


目次

高額療養費制度

同一月に支払った医療費の自己負担額が高額になった場合、
一定以上の金額について後から払い戻される制度です。


自己負担分全てを支払う必要はないんです。

収入によって自己負担の限度額があるんですね。

ふくまま

ちなみに私の場合は夫の扶養内で働いているので
上限は57,000円でした!
自分の限度額を確認してみましょう。



手続きは簡単!

健康保険証に書いてある協会けんぽの支部に連絡すると
申請書を送ってくれるので、それに記入して返送するだけです。



食事代など一部対象外のものはありますが、

3ヶ月後にちゃんと60,000円の入金がありました!


収入が多い方だと限度額も上がりますが、
この自己負担分はその月の家族分を合算できるので

使用する機会は意外と多いかもしれません。

ふくまま

知らなくて全額払うなんてもったいない!
ぜひ覚えておいてくださいね。




限度額適用認定

高額療養費制度は限度額を超えた分が
後から払い戻しされますが、


医療費が高額になることがわかった時点で
限度額認定証を取得しておくと

窓口での支払い時点で限度額までになるんです!


今回私はすっかり忘れていたので
間に合いませんでしたが、

一時的にでも大きな金額を支払うのは負担になるので
取得することをおすすめします!



こちらも同じく協会けんぽの支部に申請します。

差額ベッド代は支払わなくていい

退院前日、

個室料金の支払い同意書
にサインするよう看護師さんから言われました。

術後、もうろうとする意識の中で

看護師「大部屋あいてなくて個室になるんだけどいい?」

私『え…お金かかるなら大部屋がいいです』

看護師「ごめんね〜空いてないんです」

私 (仕方ないか…)

という会話をしたのを思い出しサインしようとしましたが、


自らの意思で個室を希望して
差額の5,500円を支払います】


という同意書の文言に疑問をいだいてすぐ調べました。


2018年に厚生労働省から出された通知によると、
以下のケースでは支払いの義務は発生しません。

  1. 同意書による同意の確認をしていない
  2. 治療上の必要による差額ベッド代が必要な部屋への入院
  3. 病院の管理上の理由による差額ベッド代が必要な部屋への入院
    (大部屋が空いていないなど患者の希望ではない場合)


ふくまま

私の場合は③に該当するので
支払わなくてもいいのでは…!?



再び書類を取りに来た看護師さんに


『支払い義務があるのならちゃんと支払います。

でも大部屋を希望したのに病院の都合で個室に入ったので
自分の意思でと書いてある書類にサインはできません

と言うと
「えっ??」と動揺する看護師さん。。



そりゃこんな文言をいちいち気にする
面倒な患者はいないか…
と思いましたが、

その後特に何も言われず。


退院時に窓口で確認すると

ふくまま

差額ベッド代入っていませんでした!
あ〜よかった!



支払いを拒否していなくても
同意書のサインがないと請求できない
んですね。




今回私は何事もなく退院できましたが、

病院によっては
拒否することで強制的に退院させられたり
転院させられることもあるそうです(;_;)

なので何が何でも拒否するべき!
とは言い切れないのですが

支払わなくてもいいケースがあることを
覚えておくといいと思います。




民間の医療保険

高額療養費制度が適用された後の
自己負担額は約60,000円

そこに、医療保険の給付金が
なんと120,000円入金されました。

つまり60,000円プラスになったというわけです。



「手術したら得するのが保険のいいところよ〜」

なんて周りには言われましたが

ふくまま

自己負担額が思ったより少なくて貯金でまかなえるのに
さらに手厚い民間の保険なんていらん!!
生活防衛費貯めて備えたほうがいいわ!


と思い、給付金をもらってから解約しました。


今は入院1日3,000円と手術が20倍まで、
通院も1日3,000円の終身払いのものに入り直しました。

保険料が半額以下になったので、
生活防衛費を貯めていって

十分貯まり次第解約するつもりです。




まとめ

私が民間の医療保険が不要だと感じた理由は

高額療養費制度で自己負担額が予想より少なくすむ

ということが決め手です。

「今まで手術とかしたことありません!」

という健康な方も、

いつ病気や怪我をするかわかりません



知らなくて損することがないように

一度ご自分の限度額を
調べてみてくださいね。

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